リスクマネジメント

「経営とは何ですか?」

こんな疑問がふと、自分に降りかかってくるときがあります。

会社を切り盛りすること?運営すること?

最近、ちょっとだけ答えを見つけました。

それは”リスクマネジメント”です。

いろんな零細企業を見ていると、このリスクマネジメントをしている社長は会社が順調に成長しています。でも日頃の業務に追われ実務ばかりしていてリスクマネジメントが出来ていない会社のほとんどは、ある時期から衰退していっているように思います。

つまり社長の仕事はいろいろありますが、前提としてリスクマネジメントがあってそれに向けて行動することだろうと思います。

 

で、うちの会社を詳しく見てみると、やらねばならないことがありすぎて驚きます。

ありすぎて笑ってしまいます・・・

 

新人

昨日から新人が1人入社しています。

とーっても若く、うちの息子と大きく変わりません。

うまく育ってくれると良いと思っています。

若い新人が入社してくると会社内の空気が変わります。

まさにフレッシュというか、とても新鮮な雰囲気になります。

つまり、古参者に大きな影響を与えるということです。

やっぱり計画的に新卒を含めて若者を入れていくことは大事だと再認識しております。

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電話番号

弊社では今まで電話番号を開示していませんでした。

今は連絡をするツールとして、

「電話」「FAX」「携帯電話」「メール」「LINE」「Chatwork」などなど・・・

数え切れないぐらいたくさん存在します。

少人数の会社ですから一度に対応が出来ないため、お客様からの問い合わせに対し先着順を優先として対応させて頂くことになります。

メールで返信しているときに電話で連絡を頂いたとするとどうなるか。

先着順のはずが電話の方が優先になってしまいます。

そんなことからお電話での問い合わせはお断りしてきました。

また、あまりに取引先さんが多く打ち合わせ履歴を把握することが困難であるため、それがメールだと一目瞭然で把握することが出来る。というのもメールでの対応をお願いしてきた理由になります。

今回、特定の電話番号限定で電話対応をすることとなりました。

既にウェブサイトには掲載していますが、「080-2466-4910」となります。

メールを優先していただくことに変わりはありませんが要件に応じて使い分け頂ければ幸いです。

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鮒寿司

先日のブログに滋賀県のことを書きましたが、

滋賀県と言えば」

という答えに対し滋賀県が売り出そうとすることと、実際に有名なものと、人気があるものの3つにすれ違いがあるように思っています。

1位は琵琶湖。これは揺るぎないものです。

日本一の大きさを誇り、世界3位の古代湖です。琵琶湖があったから京都の今があるのも事実です。

で、次からが問題。

なぜか滋賀県鮒寿司を推します。

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この鮒寿司ですが、もちろん私はめちゃくちゃ好物です。でも万人受けしません。

そのおいしさが分かるまで時間がかかります。そんなものを推しても人気が出ません。

実際に「鮒寿司大好き!」という他県の人を見たことはほとんどありません。

鮒寿司は単にソウルフードとして置いておいて、近江牛を売り出すべきです。

こちらは日本三大和牛の一つであり、かなり有名で人気もあるのに売り方が下手なのか神戸牛(神戸ビーフ)にぼろ負け状態です。

近江牛の歴史やブランド、そしてその味をもって勝負をすれば絶対に勝てます。

 

その地域でしかないものよりも、もっと万人受けするものを選択し勝負する。

京都の抹茶やゆば、ラーメン、漬物・・・

どれもこれも売り込みがうまい!見習いましょう。

スカーレット

本日から滋賀県信楽を舞台にしたNHKドラマが始まります。

弊社のある栗東の隣町にある信楽

もう説明する必要も無いほど信楽焼が有名です。

特に狸の置物は誰もが知っていますね。

ここ信楽は大昔「紫香楽宮」として聖武天皇が数年だけ在住していたことがあります。

つまり一瞬だけ首都だったのですね。

その前には近江宮として大津にもありましたし、江戸時代には織田信長安土城を建てました。どれもこれも一瞬でしたが日本の中心になったといっても嘘ではありません。

歴史を紐解くと必ず出てくる滋賀県(近江)。

昔から重要な場所だった滋賀県

世界一の観光都市「京都」のすぐ隣の立地も生かし、何とか観光分野の発展に頑張って欲しいと思います。

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新人歓迎会

今日は仕事が終わってから2人の新人歓迎会が守山駅付近であります。

2人ともに3ヶ月の試用期間を終え、正社員に登用されおよそ半年。今ではすっかり板について「まだ半年なの??」というぐらい活躍してくれています。

1人は25歳の女性。最近になってフォークリフト免許を取得してもらいました。

もちろん費用は会社で負担し、講習日も出勤扱いにしています。

もう1人は今までの溶接スキルを生かし他の工程スキルをどんどん吸収して大活躍してくれています。

人を雇うということは悩み苦しみ大変なことも多いのですが、新人が順調に育ち頑張っている姿を見るとそんなことも吹き飛びます。

10/7からは新たな26歳の新人が入ってきます。楽しみですねー。

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ドリッパースタンド

御陰様でドリッパースタンドが好調に売れています。

好調と言っても爆発的にということではなく、安定的にという意味です。

最近はエアロプレス用に開発したバーが太いタイプが良く出ます。

https://coffee-stand.jp/products/aero-press-light.html

他には無い圧倒的な存在感と安定感。高級なステンレスを惜しみなく使っています。

こちらの設計コンセプトは「100キロの大人が上に乗って飛び跳ねても曲がらない」です。

昔、像が踏んでも壊れない筆箱がありましたが、そんな感じです。今まで曲がってしまったなんて話を聞いたことがありません。それぐらい太くて強いです。

ドリッパースタンドシリーズを販売開始してからおよそ7年。業務用の本物の製品にこだわり続けてきました。今では類似の製品が世にたくさんありますが、未だにこの本物感はどこのものにも負けていません。

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少し見辛いですが、フォーシーズンズ京都にある弊社の製品です。

各地の名だたる超高級ホテルに採用されています。本物が認めた本当の品質。

NPSドリッパースタンドシリーズをよろしくお願いいたします。

ZOZO続

先日、ZOZOの前澤さんの話をこのブログに書き込みました。

ZOZO手放した理由を借金のせいだとか言われて怒っているようで、その反論をTwitterでされたようです。

 

ね?やっぱりです。

 

そんな理由で手放すわけないです。特に創業者ですからね。そんな簡単な話では無いです。「家族なのに見捨てるのですか?」なんて・・・そんな意味で手放したわけないです。

前澤さんの野心を尊敬してZOZOに入社した人には物足らなくなるかも知れませんが、安定しながら成長を求める人には良いことだったかもしれません。

 

まぁ、前澤さんも放っておいたら良いのにとも思いますけど。その立場で無いと理解できないことですので、いくら反論しても無意味だと思いますよ。

 

ところで、今日の日本経済新聞に面白い記事がありました。

ここではZOZOの売却劇を見て日本のリーダーは内向志向を強め精神的に萎縮しているのではないかという内容です。

過去の世界的偉人と比べられてもどうかと思いますが一理あると思います。

ただ上場して株主数が増えるといろいろと自由度が無くなります。何かをしでかすと責任問題だ、コンプライアンスだ、ハラスメントだ、ブラック企業だと言われ、トップリーダーをやりすぎるとワンマンだと言われ、国からは労働時間を制限され・・・萎縮せざるを得ない社会があるのも事実では無いでしょうか。

嵐山

本日は4時から仕事しております。

日帰り出張がある日はだいたいこんな感じです。

今回の出張先は「嵐山」。今や世界屈指の観光スポットです。

確かに良いところなのですが、あまりに人が多く昔はもっと静かだったのにと思うこともあります。しかし、人が集まるところにはビジネスチャンスあり。

観光分野への営業に行ってきます。

弊社の自社製品である珈琲器具は観光地のカフェやホテルで使用されていることが多く飲食の分野でありながら観光の分野でもあります。

この観光についてインバウンド効果もあって最近とても活況で外資系のあの有名なホテルや、先週に生まれ変わったあの有名な東京のホテルへも製品を納品させて頂く機会もありました。

さて、どうなるか。

不安もありますが楽しみも多いです。

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ZOZO

ZOZO創業者の前澤さんが代表取締役を辞任しました。

何かとお騒がせな印象でしたが、それがZOZOの宣伝にもなり、自ら広告塔になることで良くも悪くも世間にインパクトを与えるというのは「アリ」だと思います。

最近のお騒がせ内容を見ていると、世間から妬みが含まれていると想像できるような書き込みや批評がありますが、経営者の私から見ると随分と偏った内容のように思えます。

彼が興した会社はアパレル業界ではとても画期的な内容であり業界で圧倒的1位の存在である企業をわずかな期間で作り上げました。

確かに急成長には陰りが見えたのかも知れませんが、彼の能力と年齢も考慮するとおそらくまだまだ出来たでしょう。

でもそれを手放した。

経営者は365日24時間ずっと会社のこと、社員のことを考えています。

特に創業者はその思い入れが強く普通は簡単に手放すことはできないのです。

彼自身もコメントしていましたが直感的に感覚的に経営することが多かったようです。

それはあくまでも自己評価の話。

実際には365日24時間、会社のことを考えていますから、衝動的に物事を決めることはあり得ません。ずっと考えていて退任のカードはどこかの奥底にあって、それをタイミングによってさっと出すような感じであると思います。

今回の辞任劇は「さすが」と思わざるを得ないタイミングだったと思います。

SCAJ2019

本日は弊社のスタッフが東京ビッグサイトで開かれるアジア最大のスペシャルティコーヒーイベントのSCAJ2019へ参加します。

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FBCインターナショナルさんのブースでウロウロしております。

NPSコーヒードリッパースタンドシリーズに興味を持って頂いている方、既にお使いの方、単なる冷やかしの方、大歓迎です。是非お越しください。

夜は屋形船で関係者の宴会があるそうです。

 

働き方改革とは

私ども中小企業での働き方改革とは。

 

企業規模や業界によって真の働き方改革は少し異なると思いますが目指す基本はどれも同じはずです。

 

・働きたいときに働けて休みたいときに休める。

単純に労働時間を短くする、残業を減らすだけでは意味が無いと思います。

その人の人生に生活に合わせて変化できる環境作りが必要ではないでしょうか。

そうすれば、例えばシングルマザーの人や介護をしている人、障がい者の人などハンデがある人ももっと働きやすくなります。さらに有給休暇や育児休暇など取得出来やすい社会になるのではと思います。

・無駄を省き効率化する。

こんなこと書かなくても分かっている話です。無駄を徹底的に省く。

これをしないで単純に時短だけを求めている会社が多い気がします。時短をしても同じ生産性を確保する。これが大事でしょう。

・明確な職務の内容と権限の委譲

日本の職場はどうも職務がボヤっとしているというか何というか。おそらくこれをもっと絞らないといけないのではと思っています。権限についてはスピード決済に必要です。決断にスピードをつけないと時短は困難になると思われます。

 

弊社もまだまだなのですが、小さい会社のわりに「短時間正社員制度」を実行していたり、「フレックスタイム制」を来年から実行予定だったり、休みが有給休暇取得日を含めるとですが120日近くあったりします。

 

政府主導で法律が出来たりと働き方改革が社会全体で少しずつ進んでいますが、そもそも企業によって休みや労働時間がバラバラなことを変えてからやって欲しいと思います。

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キャッシュレス

いよいよキャッシュレスの波が近所まで来たと実感しています。

良く行くいろんな店で導入することをちらほら聞くようになりました。

今回は消費税アップも含めたポイント還元を目当てにしてることもあると思います。

 

さて、キャッシュレスの話に合わせてキャッシュの話。

新札のデザインですが、

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慣れ親しんだ福沢諭吉が無くなるのは残念ですね。男前だし。

キャッシュレスが進むと、この紙幣を見ることも少なくなります。

今や給料の支払いも振込が当たり前です。そのうちポイントでということになるかも知れません。

「もう1週間もお札に触れてない」なんて日が来るのかも。

 

しかし、キャッシュのパワーは誰しも認めるところだと思います。

キャッシュレスとの棲み分けをうまく活用して生活していければ良いですね。