〜鳥人間 大会レポート

鳥人間!
ついにこの日がやってきました。
琵琶湖を人力飛行機で飛ぶ夢を追いかけて全国から強豪が集結!

2017年7月29日、30日に行なわれた鳥人間コンテストに出場する滋賀県立大学UAfgの応援とヘルプに行ってきましたのでレポート致します。
レポートと言っても成績や結果は公表することが出来ません。あしからずご了承ください。

滋賀県立大学UAfgは滑空機部門に出場ですので、1日目である7/29早朝7:30に彦根市松原水泳場に集合します。

到着すると、まだ機体が組めていないという状態で部員の皆さんが焦りながら作業されていました。
なにしろ部員数がたったの3人・・・最近になって1人増えたのですが、それでも4人ですから作業するのも大変です。
翼の隙間にフィルムを貼って・・・上翼(?)を本体に取付けます。

サイズも大きいですし高さもありますし、持ち方によっても機体が歪むため、なかなか穴に合いません。
その間に順番が回ってきましたが、間に合わないため順番を変えてもらうことに。仕方が無いです。
皆さんのヘルプの甲斐もあり、何とか機体が完成しました。

見てください、この存在感!平面だけでなく立体的なデザインであるため遠くからも良く確認が出来ます。
機体の愛称は「鸊鷉」。へきていと呼びます。
滋賀の鳥、カイツブリの別名らしいです。
代表の江越さんが鳥人間に出場するため滋賀県立大学へ入学、そして一人で設計し機体を作り上げました。
技術力やたゆまぬ努力にも驚きますが、何よりこの決意と行動力!本当に頭が下がります。

機体が完成しても気が抜けません。これをプラットホームまで人力で運びます。(しかも横向きに!)

少し移動しては休憩、移動しては休憩を繰り返します。
途中から急坂になり通路の両脇にフェンスが現れます。
このフェンスを避けながら急坂をゆっくり上がりますが、既に組立とここまでの移動で体力を消耗しているのに・・・猛暑の中ですから大変です。

何とかプラットホームまで辿り着き、また機体を回転させて風向きに合わせます。

このプラットホームからの眺めは本当に素晴らしく、これに参加したものしか味わえ無い何とも言えない緊張感と爽快感です。

自分たちの回りをドローンカメラが飛び回りカメラマンもいて、ゲストの芸能人(誰かは秘密)もいたり・・・
でもそんなことより、今まで何年も構想し設計し製作し、何度も何度も練習して、この一瞬のために頑張ってきた部員の方達を思うと泣きそうになりました。
というか泣いていたと思います。

そして、いよいよテイクオフ!

ここから先はテレビ放映後に追記します。
8/23に放映されるようなので是非チェックしてみてください。


部員の皆さん、本当にお疲れ様でした。
私もこの歳になってこんな貴重な体験をさせていただけて心から感謝しています。

あと、9/1にはこの鳥人間コンテストを題材にした漫画の実写映画「トリガール」が放映されます。
7/30には土屋太鳳ちゃんも現地に来て応援してくれていました。
この映画も要チェックです!