ハンコ文化(印鑑、判子)

新型コロナウイルスで今までの物事の進め方では問題があることがようやく日本のお偉いさん方にも認識されるようになり、その中の1つされてしまっている「ハンコ文化」ですが、個人的にはそれほど悪い慣習だとは思っていません。

 

何でもかんでも必要であると言うことが問題であり、必要なところはしっかりと残しつつも改善していくことが大事だと思います。

 

 

会社を経営していると、いろんな重要書類に印鑑を押します。

その代表的なのはお金を借りるときに書く金銭消費貸借契約でしょうか。

印鑑登録証明書と共に提出しなくてはなりません。

これは法人だけで無く個人のものも必要です。(代表取締役が連帯保証人になる場合)

さらに法人のゴム判も重要です。これは銀行に登録されているらしいです。

さらにさらに、申し込みをする代表取締役が日付や名前などを直筆しますが、これもとても重要のようです。こちらも銀行に筆跡が登録されているとのこと。

上記のように印鑑だけでは成立しませんが、重要な役割となっているのは間違いありません。

 

初めてお金を借りるときにはハンコ押した手が震えたというのも良く聞きます。

それぐらい気合いのいる儀式のような感じと言えるかと思います。

 

先日のニュースで婚姻(離婚)届に印鑑を無くすとありました。

これこそ一生に1度ぐらいしか書くことの無い書類です。

脱ハンコ文化の目的は通常業務を円滑に進められるようにすることのはず。

上記に書いた儀式も兼ねた書類にハンコを無くす必要は無いと思います。

 

そんな考えも古いのでしょうか・・・

 

こちらはオンラインで公開されている印影です。

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