CASE

車の将来はどうなるのか。

数年前からいろいろと叫ばれていますが、現在の車を取り巻く環境はCASEと呼ばれる革新的環境が進行しています。

「Connected(コネクテッド)」「Autonomous(自動運転)」「Shared & Services(シェアリングとサービス)」「Electric(電動化)」の頭文字を取った言葉です。

今までは馬力などのパワーや快適性、ブランド、所有欲を満たす価値などがありましたが、それがほとんど意味をなさなくなり、単純に移動するための道具となりつつあります。その道具は環境性能が高く、快適で、安全。そのようなことが求められます。

 

我々世代であれば、社会人になって儲けてより良い車を買うんだというのが当たり前でありましたが、その所有そのものについてもシェアやサブスクに取って代わりつつある現代です。

 

弊社はものづくりの会社なので、ものが売れなくなる可能性がある内容だと敏感に反応してしまいがちですが、ものづくりの会社であっても「もの」を通じてお客様に新しい価値や体験を売っている、つまり「こと」を提供しているということを認識しないと、この先は生き残っていけないでしょう。

 

私の営業方針は「気持ちよく買って頂くこと」です。

何をしても気持ちよい体験をして頂けるように頑張っています。

この気持ちよさは単純に品質が良くて安価であるということだけでは感じて頂けません。

まだまだ体制も不十分で完璧とは言えませんが、そのように目標を理解して頂いたお客様からお褒めの言葉を頂ける時があり、それが本当に嬉しい瞬間です。

 

f:id:hseikoh:20210210061544p:plain