弊社ではかなり以前に年賀状でのご挨拶は取りやめています。
年末の繁忙期に住所の管理やデザインの選定、印刷、発送とかなり手間が取られてしまいます。もちろんコストも馬鹿になりません。
現代では会社(人)と繋がるツールは他にもたくさんありますし、手間も掛からずコストもゼロのものも多くあります。
特に会社同士の年賀状は形だけのものが多く、年始はどこも休みですし、挨拶や会議など担当者も忙しいですから、実際には見ることすらしてもらえていないというケースもあると思います。
そんなものに手間とコストを掛けるというのは無駄という判断です。
弊社と同じように、毎年のように取りやめていく取引先が増えてきました。
今朝の日経でも大手企業が続々と年賀状での挨拶を取りやめているようです。
その理由はなんと「環境保護のため」だそうです。
SDGsも関係すると思いますが、何とも都合の良い理由にしたと感心しました。
確かに環境保護のためもあると思いますが、コロナによって今まで当たり前だったことをやめても、批判されない風潮になったためではないかと個人的には思っています。
日本人は同調を重んじますから。
お中元、お歳暮、その他の習慣についても、「今までやってきたから」という理由だけで何も心を込めること無く続けていないでしょうか。