また1つ思い出のものが無くなってしまいました・・・
西武大津店は44年前に開業し、滋賀県初の百貨店として県民の憧れの存在でした。
私の記憶では立体駐車場も県内でここが初めてでは無いかと思います。
滋賀県、特に湖南地方は10分程度で京都へ行けますので買い物に不便をすることは無いのですが、幼い頃からの思い出が詰まったものが無くなってしまうのはとても寂しいです。
何年か前に向かいにあるPARCOも閉店していますが、ここの思い出より私は西武の思い出の方が強いです。
創業者である堤さんの出身地ですし。
近くにある取引先や法務局に用事がありましたので最後の瞬間を見届けようと大津西部へ行ってきました。
近年見たことの無いほどの盛況ぶりで閉店まで時間がある15:00ぐらいでも多くの方が写真を撮るなどしておりました。
そして、いよいよ最後の瞬間。
新型コロナウイルスの影響によりセレモニーは無しでしたが、店長さんが寂しく礼をされています。
全国にある百貨店が次から次に姿を消しています。
もはやビジネスモデルとしての限界でしょう。
コンビニやネット通販、ショッピングモール、時代に合わせて新しいビジネスモデルがどんどん生まれています。昔から大きく変わらないスタイルで、しかも莫大なコストが掛かるビジネスモデルは百貨店に限らず消えていく運命にあります。
会社というものは時代に合わせて変化出来るような体質にしないとこの先は絶対に生き残れません。肝に銘じて経営していきたいと思います。