働き方改革とは

私ども中小企業での働き方改革とは。

 

企業規模や業界によって真の働き方改革は少し異なると思いますが目指す基本はどれも同じはずです。

 

・働きたいときに働けて休みたいときに休める。

単純に労働時間を短くする、残業を減らすだけでは意味が無いと思います。

その人の人生に生活に合わせて変化できる環境作りが必要ではないでしょうか。

そうすれば、例えばシングルマザーの人や介護をしている人、障がい者の人などハンデがある人ももっと働きやすくなります。さらに有給休暇や育児休暇など取得出来やすい社会になるのではと思います。

・無駄を省き効率化する。

こんなこと書かなくても分かっている話です。無駄を徹底的に省く。

これをしないで単純に時短だけを求めている会社が多い気がします。時短をしても同じ生産性を確保する。これが大事でしょう。

・明確な職務の内容と権限の委譲

日本の職場はどうも職務がボヤっとしているというか何というか。おそらくこれをもっと絞らないといけないのではと思っています。権限についてはスピード決済に必要です。決断にスピードをつけないと時短は困難になると思われます。

 

弊社もまだまだなのですが、小さい会社のわりに「短時間正社員制度」を実行していたり、「フレックスタイム制」を来年から実行予定だったり、休みが有給休暇取得日を含めるとですが120日近くあったりします。

 

政府主導で法律が出来たりと働き方改革が社会全体で少しずつ進んでいますが、そもそも企業によって休みや労働時間がバラバラなことを変えてからやって欲しいと思います。

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キャッシュレス

いよいよキャッシュレスの波が近所まで来たと実感しています。

良く行くいろんな店で導入することをちらほら聞くようになりました。

今回は消費税アップも含めたポイント還元を目当てにしてることもあると思います。

 

さて、キャッシュレスの話に合わせてキャッシュの話。

新札のデザインですが、

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慣れ親しんだ福沢諭吉が無くなるのは残念ですね。男前だし。

キャッシュレスが進むと、この紙幣を見ることも少なくなります。

今や給料の支払いも振込が当たり前です。そのうちポイントでということになるかも知れません。

「もう1週間もお札に触れてない」なんて日が来るのかも。

 

しかし、キャッシュのパワーは誰しも認めるところだと思います。

キャッシュレスとの棲み分けをうまく活用して生活していければ良いですね。

5Sならぬ6S

私が代表になってから様々な改革を進めています。

しかし、そこは中小企業の端くれ・・・情けないことに基本基礎の「き」から改革しないといけないことが山積みです。

「こんなことすら出来ていないのか」と思うことばかりです。

ですが、1つずつ着実に進めていこうと頑張っております。

社内を綺麗に保ちましょう。ということから、5Sならぬ6Sを制定してみました。

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それぞれの事柄に対し期限とチェックを加えてあります。

清潔に関して私がチェックするようです(笑)

コストダウンのSは何だろうな?と思いましたが、そこは突っ込みませんでした。

物の価値

私事ですが現在自宅を解体中です。

20年前に懸命に建てた家を壊し新築にするためです。

自宅が壊されていく様を見ると、さすがにいろいろな思い出が蘇り悲しくなってしまいました・・・

 

我々は製造業です。つまり物を作る仕事です。

しかし、物はいずれ壊れたり、もう用無しになったりでいつか無くなる物です。物より大切な物、それは時間です。

私は製造業でありながら、物の価値はそれほど感じることはありません。

それよりもその物によって生み出された大切な時間や、楽しかった思い出が本当に大切な価値なのではと思います。

我々が製作した製品によって、誰かがどこかで幸せな時間を過ごして頂いているなら、それが本望です。

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大味

今回のオリンピックチケットの販売サイト。

皆さんはどう感じられましたか?

「あぁやっぱり国が作ったシステムって詰めが甘いよね」

と思われませんでしたか?

民間企業が製作したシステムは顧客主義で作られており、とても使いやすくしっかりしたものがほとんどです。

しかし、国などの公が作ったものはどうも使いにくく、しかも詰めが甘いことがほとんどのように思います。

我々のような中小企業が普段目にするものとして、補助金の公募や採択発表、ハローワークのシステム、税務関係・・・どれもこれも自分たちを主体として作られていて自己都合の内容でありとても使いづらい。

JRも民営化されてかなり経ちますが、JR西日本JR東日本JR東海・・・と分かれていますが、それによって交通マネーにチャージが出来たり出来なかったり、切符の購入の仕方も違っていたりウェブサイトからの手続きだとそれが顕著に出ています。JRは以前に比べると随分とマシになったとは言え、まだまだ名残がある気がします。

もうちょっと何とかなりませんか?

今回の増税にしてもどうするの?国民は混乱していませんか?

時代に合わない

昔と今と何が違うのか。

最も変わったところ、それは間違いなく「スピード」です。

お客様はどんどん待たない、待てなくなっていっています。

携帯の無い時代、FAXの無い時代、お客様はそれを当然として待ってくれました。

レジでも並ぶことが当たり前で、人の手により値段を手打ちしていました。

物が届くのも同じ、数日かかるのは当たり前でした。

我々の業界でも見積に数日掛かるなんてあり得ない時代になっています。すぐに見積回答できない業者はどんどん淘汰されるでしょう。

日本の古くからの商慣習で「約束手形」というものがあります。

120日などの期日を決めて支払いを猶予することができるものです。支払い側としては都合が良いのかも知れませんが、受け取った方はすぐに現金化することが出来ないので必要であれば銀行に割り引いてもらったりしないといけません。それぞれ手数料が必要になりますので形を変えた借金と同じです。

日本独特の商習慣ですがスピードを重視した考え方からすると現代では時代に合っていないと思うのです。

うちでは自己振り出しの手形は全くありません。手形どころか小切手も振り出していません。全て銀行振込で支払っています。

スピードを重視して現金で支払うことで取引先からの信用もアップするのです。

特別警報

福岡、佐賀、長崎に特別警報が出ています。

現地の方々、どうかご無事で。

 

この特別警報ですが、最初に出たのは私の住んでいる「滋賀」、そして「京都」「福井」です。当時はもう6年前になるのですが、とんでもない大雨が降って近くに流れる野洲川も今まで見たことの無い状況になりました。

滋賀県は琵琶湖があるからか水害にとても強く、簡単に洪水などが起きにくい地域です。この近くの野洲川は普段の水量に対してかなりのマージンがある大きな川なので何とかギリギリ氾濫は避けられましたが、もし氾濫したらと思うとゾッとします。

水害だけで無く地震や噴火、異常気象など、自然の脅威は避けることが出来ません。

自然の前では人間の力は無力であり、出来るとすれば低減しか出来ません。

それを念頭に置いて普段の生活をするのが正しいと思います。

 

景気も同じ。

世界の景況に同時に引っ張られる今の景気状況は個人の力なんて無に等しく、たとえ1国の力であっても世界景気を左右することは困難と思います。

激動の景気の中でどう会社の舵を取るか。本当の力が問われているのだと思います。

飲みニケーション

私は30歳になるまでお酒が1滴も飲めませんでした。

体質的にかなり厳しく、飲み慣れるまで大変でした。

飲み会も避けていましたし、親戚の会合の対応に困ったこともあります。

それが今では飲み方を覚え、すぐに酔ってしまうことに変わりはありませんが、かなりの量を飲めるまで成長しています。

俗に言う「飲みニケーション」もLINEやメールでのコミュニケーションが一般的な昨今では非常に重要になっているのではと思います。

これを不要という人で、人との交流が優れている人はほとんどいないのでは?と思います。お酒を飲まなくても飲めなくても「飲みニケーション」という名の下での「食事会」をうまく使えば同様の効果は得られるはずです。

無人島に住んでいるなら別ですが、日本に住んで人に支えられ人を支え、ましてやビジネスをしているなら人との交流は避けることが出来ません。

古くからある方法と新しい文明の利器を使いこなして人との交流をうまく出来れば良いですね。

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仕事の進め方

今までに仕事関係でたくさんの人と出会ってきています。

若い人、経験豊富な人、とんでもない肩書きの人、すごい学歴経歴の人、有名人、政治家・・・・

 

何か偉そうな生意気な話なのですが、その中でも「この人すごいな。どうやって仕事しているのか」と思える人と、そうではない人と区別して見えるようになってきます。

それは話す内容だけでなく、しゃべり方や表情や動き方でちょっと分かります。

 

自分はどうなのかはさておき、その「すごい人」の真似をしたい。少しでも近づきたいと思うのです。

おおよそのパターンとして、

・物や物事の整理整頓がうまい。

・優先順位の付け方がうまい。

・人を動かすことがうまい。

・説明がうまい。

・何にでも興味がある。

・基本的に前しか見ていない。その見方も現在、少し先、かなり先と3つに分けて見ている。

・連絡が早い。重要事項は忘れない。

・明確な目標がある。

という感じでしょうか・・・

 

人には能力の差がありますので、誰もが出来るスーパーマンにはなれないと思いますが、基本の”き”として整理整頓と優先順位は最低限として身につけておかないと効率的に仕事できないのではと思います。

 

もっと言えば、一般的な仕事も会社経営も人生も必要とされることに大差は無く、共通したものがほとんどではないかと思います。

 

そんな事を日々考えながら仕事をしています。

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ボール盤

「社長!ボール盤が壊れました!」

との報告を受け現場を確認しました。

高額な大型機械に比べて、ボール盤のような小さな設備はオマケのような存在ではありますが、これが無いと仕事になりません。

オマケのくせにフトコロの深い良い奴を買うと1台60万円ぐらいするので投資額もバカに出来ません。

弊社ではボール盤とタッピング盤が合わせて10台ほどありますが、導入後かなり時間が経っていて古いものも多く、次々に壊れていきます。

修理しても精度の確保などを考えるととても割高なので買い換える方が良い場合が多いのです。

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決算書

弊社は5月決算です。

したがって7月の中旬頃には税理士より正式な決算書と報告が届きます。

月次決算を行っていますので、おおよその結果は予測できていますが、経営者にとって決算書は「成績表」です。

1年間頑張ってきたその成績が全て数字として提示されてきます。

結果が良いとウキウキ気分で銀行に自慢します。

悪いとどこかに隠したい衝動にかられ誰にも見せたくありません。

これって、小学生がお母さんにテストを見せることと大差無いですよね?

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お仕事再開

おはようございます。

9連休と長い夏休みが終わり、本日より仕事再開です。

個人的には出社は3日程度で済みましたので比較的休めたかなと思いますが、プライベートにて引っ越しがありまして、その作業に追われてしまい時間が取れなかったという理由もあります。

長期の連休があるときに空港でインタビューされている様子がよく映し出されますが、あんな風に優雅に日本から長い期間を離れられるバカンスがしてみたい今日この頃です。

(実際には全然優雅ではない人も多くいるのかも知れませんが)

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